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11エルフを改造する。その2 ハンドルノブのBB化

メイキング・カスタム-making-

※改造はメーカーの保証を受けられなくなります。
また、下記の改造は先人方の知恵をお借りして作業は自己流でやっていますので改造をされる方は、十分注意を払い自己責任でお願いします。
真似をされて発生した損害については、一切責任を負いません。

 

2015/4/14

さて、11エルフの改造だが、まずはラインローラーのベアリングを購入しようとしたところで、納期が2週間と待ちきれないほどだったので、ここで先人の方々がよく行っている純正ではないベアリングを購入することにする。
ラインローラーは防錆のベアリングにしようと思っていたが、今のところウェーディングもしないし、取り外しもそんなに手間ではないので調子が悪くなったら変えようという事に。

 

モノタロウで調べてみると日本精工かミネベアでサイズに適合するものを探してみる。
日本精工ステンレスミニチュアベアリングZZ SMR形というのがステンレスだしシールドも付いているので普通よりか錆びにくいだろうと思い、これをチョイス。

 

モノタロウで売っているミネベア製だとボディ内部に使うベアリングなど様々な種類が揃うのだが、ステンレス製ではなさそう?だったので、今回は日本精工を選んだ。ただしミネベアのほうが値段が高い。性能もよいのかもしれないし、もしかしたらステンなのかもしれない。。。

 

とりあえず安い方に惹かれ、ラインローラーとハンドルノブは同じ4×7×2.5サイズなので同サイズを注文。1個税込226円。ハンドルはダブルハンドルだから4個とラインローラーに1個で合計5個。(結局ラインローラーを2BBにすることにしたので6個)

 

予備とほかのリール(2台分)のハンドルノブにも入れようと思ったので追加。更に内部用に使えそうなベアリング(こちらはミネベア)をいくつか購入。シムリングもついでに購入する。

純正品を購入することを考えると圧倒的なコストの安さ。
関東なら翌日に届くのでその点もGood。
ただし税込3240円以上購入しないと送料がかかる。

 

 

さて、ここでいろいろ先人方の改造を見て手順などをおさらいしていると、どうやらベールをワンピースベール化したりラインローラーを2BB化したり、さらにはギヤの交換、ねじ込みハンドル化、スプールやローターの交換といったことまで改造されている。
これはすごいな。。。どうせやるならもう少し踏み込んでみるか。モノタロウの送料も無料になるしな。。。と考えがよぎった。

 

結局考えた末 以下の改造をしてみようと思う。

1、ラインローラーの2BB化
2、ハンドルノブの4BB化(ダブルハンドル)
3、ワンピースベール化
4、ラインローラーの注油キャップ化
5、ねじこみハンドル化

 

5番に関してはボディをばらす必要があるので、少し躊躇したがとりあえず今後にやることを考えて、どうせパーツを頼むなら一緒に発注しておくことにした。

 

 

まずはハンドルノブの4BB化から
11エルフc3000SDHのパーツリストから84番のブッシュを購入したベアリングと交換する。ダブルハンドルなので4つ。
組み込みについてはパーツリストを見ながらやれば間違えることはないだろう。
ということで途中の写真は省略する。

 

①ハンドルノブキャップはクリップを延ばして先を少し曲げたものを穴に突っ込みひっかけて取り出す。
自分はクリップが手元になかったので横着して画びょうを差し込んで斜め気味に力を入れて引っ張り出す。
このやり方だと下手すると穴の部分がつぶれる場合があるので気にされる方はやらないほうがいいだろう。

 

②キャップを取ったらドライバーでねじを緩めるとノブがとれる。
この時、勢いよくひっくり返したりするとノブやブッシュや座金がとれてパーツが散らばったりするので少し慎重に。

 

③パーツリスト84番(4箇所)のブッシュをベアリングと交換してパーツリストの順番でパーツを戻していく。
このときシマノのオイルスプレーなどでベアリングを注油。グリスのほうが防水効果がありそうだがなんとなく勢いよく、くるくる回転させたかったのでとりあえずオイルスプレーにした。

 

④ねじを締めこんでキャップをかぶせれば完成。

大まかな手順はこんな感じ。ドライバーを握ったことのある人なら問題なく出来るでしょう。
ただし、細かい作業なのでピンセットがあったほうがよいです。

 

ここでハンドルを回してみるとクルクルなめらかに回る。今までは指ではじくと1~2回転くらいで止まってしまったが、
10回転以上クルクルと回ります。

 

正直言って実釣時の回転が劇的に変わるとかではないが、まぁ自己満足と達成感は満たしてくれる。

ここで若干ノブにカタツキがあったことに気づきもう一度ばらして0.05mmのシムリングを入れる。
(ベアリングは4×7mmに対してシムリングは4×6mmをつかってるが今のところ問題はないが同サイズのものが理想だろう。)

片方に3~4枚ずつ入れて再び回してみるとカタツキがほぼ無くなった。
(シムの入れすぎはねじの締めこみ時に抑え込む感じがでて回転が鈍くなるので若干の隙間はあったほうがよいと思われる。)

 

今思うと購入したシムリングが薄すぎたので0.1mmとか0.2mmとかそんなのでよさそうな気がした。更にサイズも合っていないので私と同じものを使うのはお勧めはできない。
シマノでパーツ取り寄せかラジコン屋で買うほうがいいかもしれない。

そして、再度組み込む途中でシマノのオイルスプレーも塗ってバッチリ完成。

 

結果、外見ではまるっきノーマルと変わらないので写真では変化は見られないが
ハンドルノブキャップをエルフカラーのオレンジに塗ってみた。

 

★ハンドルノブ4BB化(ダブルハンドル)コスト

ベアリング
日本精工ステンレスミニチュアベアリングSMR74ZZ @226円×4=904円

シムリング
岩田製作所シムリング10枚入り ステンレス 6×4×0.05mm 1パック10枚入り582円 6枚使用

合計1486円

その3へつづく。

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