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11エルフを改造する。その5 マスターギアの交換

メイキング・カスタム-making-

※改造はメーカーの保証を受けられなくなります。
また、下記の改造は先人方の知恵をお借りして作業は自己流でやっていますので改造をされる方は、十分注意を払い自己責任でお願いします。
発生した損害については、一切責任を負いません。

 

前回の改造はこちら

2015/4/19

ワンピースベール化を無事に終え、リールを眺めているとせっかくギアも用意したことだし、新しいリールも買ったのでちょこっとばらしてみるか、と思いドキドキしながら分解を始める。

 

★マスターギヤ交換に用意したパーツ
08バイオマスターc3000
50・マスターギヤ 800円
51・座金 50円×2=100円

小計900円

 

座金は1つ注文すると3枚入っている。

もしかしたら厚みが少し違うかもしれないが細かくは検証してない。

以前、14エクスセンスBBを購入したての時に釣行前に玄関先で落としてしまいローターにヒビが入ってしまって、ローターを交換したことがある。

なのでローターを外すまではやったことがあるのだが、ボディを分解するのは初めてだ。なので慎重にすすめる。

特にねじ類は、場所をちゃんと覚えておくようにしないといけない。
(文章中に出てくる部品番号は11エルフc3000SDHに対応してあります。)

ちなみにローターを外す前にメインシャフトにドラグ用のワッシャーが付いているがこれを外すのがめんどい。

ぴっちりはまっているのでなかなか外れない。

よい取り外し方はあるのだろうか?

ワッシャーが薄いので下手に力を入れると曲がって使い物にならなくなるので慎重に徐々に力を入れながら何枚かまとめて引っ張り出す。
ギヤもなかなか外しにくいので慎重に力を入れ外す。

ドラグ用ワッシャーとローターナット。

 

ローターナットは金色のやつだ。

10mmのメガネレンチで外す。

次にローターナットが付いているのだが締めこみ方向が逆なので注意。

エクスセンスBBの時に通常の方向へ回してたら、えらい硬いネジだな!とおもってグイグイ締めこんでいたわけだが、下手するとローターが割れるかもしれないので要注意だ。

 

ローターを外すとクラッチが出てくる。
クラッチには大小5本のネジが付いているのだが全部ばらさないで大きいネジ3本を外せばよい。

案の定5本全部外してしまって中からバネが飛び出してきたが、慎重に扱っていたので部品が飛び散ることなくなんとか復活させる。

よほどのことがない限りクラッチは分解する必要はないだろう。

すでにプレミアムお守り君を付けてある。

 

で、クラッチのネジを外したらメインシャフトから抜き出すわけだが、抜き出したとたんに金属の丸いパーツがポロリした。
おいおい、どっから出てきたんじゃい。と思いパーツリストを見るとクラッチの中心にはまっている部品らしい。
(36・ローターリングというやつだ)

しかもよく見るとこの丸い部品、凹凸が付いていて設置方向があるみたいな感じだ。
パーツリストを見るとそんな凹凸が書かれていなく方向が分からない。。。とりあえず収まりのいい方で何となくつけておく。
(後日、エアノス改造で同じものが見えたのでそれと方向を合わせておいた。)

 

ここまでやった上で、ボディーをばらしていく。
(あとで分解して気付いたが、ギヤ交換だけならクラッチを外す必要はない。シャフト類を取ったりしないならば、クラッチをつけておいた方がシャフト類が安定して、むしろやりやすい)

 

ボディーを分解する前に、63・ボディガードを外す。ネジは2か所。(54と62)

ボディーガードを外したらボディのネジ3か所を外す。ここで注意したいのは56と57のネジでは長さが微妙に違うので57の場所に56のネジを打ち込むと57より若干長いためボディからもっこりとねじが押し出してくる。

幸い途中で気付いたので貫通はしなかったが要注意。

ボディーガードをつければ見えなくなる場所だが、いい感じはしない。


ボディーガードを外した姿。間違ったネジをしめてしまい、もっこりエルフになってしまった。

 

さて、ネジを外すとボディーが2つに割れる。
中にあるマスターギヤをつまめば簡単に取れるので交換する。

バラバラエルフ。手間取った感が写真に表れている。

 


手前が購入したバイオのギヤ。奥に移っているのがエルフのギヤ。
これでねじ込み式になる。

 


手でつまんで差し替えるだけ。

これにて交換完了。これで共周りハンドルとはおさらばだ。

その6へつづく

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