※改造はメーカーの保証を受けられなくなります。
また、下記の改造は先人方の知恵をお借りして作業は自己流でやっていますので改造をされる方は、十分注意を払い自己責任でお願いします。
発生した損害については、一切責任を負いません。
前回の続きはこちら
さて、ギヤを交換してグリスアップをし、再びボディを閉じる。
これでねじ込みハンドルが付けられる!と思ったがエルフ用のねじ込みハンドルがない。。。そりゃそうだ。
そもそもギヤ交換はそのうちでいいや。
と思っていたのでハンドルを用意してなかった。
仕方がないので14エクスセンスBB4000HGのハンドルをつけてみる。
そして、早速巻き心地を確認してみると、「む!めちゃくちゃゴリゴリ、ゴロゴロする。。。失敗か?」
ここでハンドルをクイクイ動かしてみるとマスターギヤの軸方向に結構な遊びができている。
なるほど、ここでシムリングで調整するわけだなと悟る。
(面倒くさいがボディーをしっかりとネジで留めたうえで、ハンドルを回さないとギヤがぶれてシムリングが曲がったり、結局再調整する羽目になる。ボディを手で押さえながらハンドルを回すとかはしないほうがよい。)
再び、ボディーを開けてシムリングで調整。(エルフパーツリストで言う52の座金)
もともとエルフに使われていたシム2枚(1枚はシルバーで結構厚みがある。もう1枚はバイオのギアと一緒に購入したのと同じような薄さのものだ。個体差があるかも。)に、ギヤと一緒に購入したシムを3枚挿入する。
ボディを締めてハンドルを回すと、ガタつきがなくなった。
まだ若干のカタツキがあるが十分許容内だ。ゴロゴロしなくなったのでとりあえずよしとする。
(後日、最終的にシムリングを追加購入し、2枚分追加したところガタつきがかなり減った。あまり増やしすぎると抵抗がかかるので、少しは遊びがあったほうがよいと思われる。)
ちなみにローターが付いていない状態でハンドルを回してもすぐ止まるが、ローターの慣性が効いてないためなので問題はない。ローターをつけてハンドルを勢いよく回せば今まで通りグルグルまわる。(最初、すぐ止まってしまったのでギアが合わないのかと焦った。)
さて、これでマスターギヤの交換が完了し、ねじ込みハンドルをつけれるようになった。
専用のハンドルがないので、後日購入することにしよう。。。
それとハンドルキャップもないので適当な純正パーツを発注しようと思ったが結構高い。。。お守り君でも買うか。
そんなことを考えながら予備で付けた14エクスセンスBBのハンドルでクルクルと巻き心地を確認してみる。
巻き心地がかなり良くなった!!
今までのエルフとは、はっきり言って比べ物にならない。
以前は回している時にコツコツ感が結構あったのだが、改造後はガタつきがかなり減って手持ちの13ソアレBBや14エクスセンスBBよりもガタつきがない。
これはシム調整したからだろう。
そのうちBBシリーズも調整してみるか。
シルキー感というかしっとり感は若干BBシリーズのほうが上である。
エルフは比べると乾いた感じ。
だからといってそれが悪いわけではない。
しかし巻きのしっかりした感じは改造したエルフのほうが上だ。
シャーシャー感はあるが、そんなに気にならない。(まぁこれは元から)
ギア精度噛み合わせのガタというか遊びくらいしか、ガタがほとんど感じられなくなったのは、かなり進化したと言えるだろう。
正直ツインパワー買わなくてもよかったかと、ふと思った。。。
一応、わかっている人はわかっていると思うが、15ツインパについて誤解のないように書いておくと、ツインパの巻き心地を知らなければ、ホントにこれで十分だったと思う。
しかし、ツインパの巻き心地を知っている今だと、巻き心地の質が全然違うのではっきり言っていくら手を施したところでツインパワーには、なれない。(値段を考えれば当然ですな。そうなるとステラはもっとすごいのか。。。とイケない考えがふとよぎる。)
それだけの差が確実にある。
これはどうしても、ギアの精度やボディの材質など、どうしようもない越えられない壁があるのだろう。
まぁベールだけは11ツインパワーになったし、ラインローラーは2BBなのでツインパ越えか(笑)
ちなみに今回は08バイオのギヤを使ったがレアニウムのCFギヤという耐久性の高いギヤに交換することもできるらしい。
しかし値段がバイオは800円でレアが2000円と差があるのと、CFギヤにした場合はウォームシャフトも交換した方がよいとのことなので、余裕があればこちらを選ぶのもいいだろう。
なんだかんだで、改造前の予想以上にエルフは使えるようになったし、
重さが重いのは仕方ないがそれは愛着でカバーできる。
エルフはノーマルギヤだしツインパはXGなので使い分けもできる。
このエルフでも十分戦える。
実釣する楽しみも増えた♪
その7へつづく
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