4/21/2015
中潮
19:30~
今週は期待の潮回り。
そろそろ運河ではバチ抜けパターンで攻められるかなと思い出撃。
時間的にも、いい頃合いだろうと満潮近くから攻める。
家を出るころに風が思ったよりあったので風裏になる場所を攻める。
到着するとあんまり雰囲気は良くない感じだ。
ボラも跳ねてないしボイルもない。。。。
濁り具合も茶色な感じでここ最近と変わらず。
ベイトっけもほとんどないし、バチも見えない。
こりゃ、いつものやり方だと釣れないパターンだな。。。
と思いつつまずは、めぼしい場所から攻める。
橋脚がらみでエリア10を流していく。
流れも多少あるので飛び出てくるかもしれない。
ゆっくりと流しながら何投かする。
特に反応はない。
じゃあ、底から攻めるかと言うことで、ヤルキスティックを投げる。
底の方でバチが抜けてるかもしれない。
これも橋脚がらみを含め何投かするがバイトはない。
とりあえず移動しながらやる気のある魚を探す。
ついでに岸壁もチェック。
しかしこれでも反応がないので、またこの感じかと悶々としながらも、
魚のいそうな場所をチェックする。
そして水門付近をキャストして狙う。
バイブも使って広範囲でのアピールを試みる。
するとボラが跳ねだしたが相変わらずルアーにはアタックなし。
明暗や壁際のいいところにキャストは決まるのだが、まるで反応はない。
これは去年からよく経験している苦手なパターンだ。
どうすれば釣れるのか。
毎度のことながら考えていたのだが、今日は先日の状況と今までの経験から、
こういう状況ならワームをとことん試そうと思って、
手持ちの中から、いつもより大きさや種類、色の種類をある程度準備してきた。
今までも、ちらちらとワームを試していたのだが結果は出ずじまいだったので、
何とかこの状況を打破するいい機会だと思いワームに絞ってみることに。
めぼしいポイントを狙ってキャストする。
当然ハードルアーより飛距離はでないが、このあたりの運河はそんなに飛距離がでなくとも
ポイントはたくさんある。
なんと言っても足元自体もポイントなので飛距離は割りきる。
いくつかポイントを狙ううちにグンッと引っ張る辺りが出るも乗らない。
そして何度かボンって当たりも出る。
ボラなのか?ショートバイトなのか?
同じラインを通しても2度目のあたりはでない。
他のアングラーと「釣れませんな。」などと話などをし、
その後場所を移動してワームを変えて気分転換する。
そしてよさそうなポイントでベイトもチラッといるような場所で投げてみるが反応はない。
そこから次の橋脚までテクトロするかとゆっくり流してる途中でいきなりグンッ!!
おぉ!キタ!!
しかも結構いいファイトをする。
ばらさないように慎重にファイト。
2、3度浮き上がってきたがその度に勢い良く下へ突っ込む。
ヤバい、楽しい!
そして慌てず、いなしてゲット。
今日は釣れないかと思ったが、まさかのヒットでかなり嬉しかった。
これを食うのか!と正直言って最終兵器的なワームに食ってきたので、
思いきってワームを集中的に試してよかったと思う。
55くらい。なかなかパワフルだった。
Hit lure:Jig head+worm
もしかして、こういう日のパターンってこういうことなのかと思い、
しばらく他も流していくが結局その後はあたりが2回あったがノーバイト。
しかし、このパターンでもう一度試したく少し移動して別の場所で試してみる。
橋脚の下を撃ってみるがノーバイト。
ちょっと移動して岸壁を流すとまたもやグンッ!
これは、ハマってるかもと興奮しつつも、さっきより小さそうだなと思った瞬間に、
なかなかいい走りをするし結構パワフルに下に突っ込む。
更にエラ洗いもしたが、強引に引きすぎないようにしてゲット。
結構パワフルな瞬間もあったが、やはりさっきより小さいけど満足。
40ちょうどくらい。
Hit lure:Jig head+worm
こんなに元気なのに補食はずいぶん繊細なんだな、と思いつつジグヘッドを見ると針が伸ばされていた。
多分、上げられると思って寄せようとしたときに下に一気に持っていかれたときだろう。
あまり焦って強引にいくと伸ばされてばらすかもしれないな。
とりあえず今日はこれで満足。
このメソッドで毎回釣れるとは思わないが、なんだか明かりが見えてきた気がする。
(メソッドというほどの大したことではない。)
今日はたまたまだったかもしれないが、いつもなら釣れない状況で、釣れたのは事実だ。
話がちょっとそれるが、去年隅田川へ様子を見に行った時に、岸壁ジギングしていた方に「釣れますか?」と聞いたことがある。
まぁ、良くある挨拶がわりのようなたわいもない会話だ。
その方が「釣り方にもよるよね」と返してきた。その時は、まぁ、そりゃそうなのかな。
と思ったが結局、そういうことなんだと思う。
今までもなんとなくわかってはいたが、ホントに何となくだったから試しきれてない部分もあったのだ。
今日は以前よりはっきりと意味が分かった気がした。
場所や状況によって釣り方も変わる。
今日はたまたまだったかもしれないが、適材適所、その時にベターな方法があるということを日頃から考えてはいたが、釣れたことによってはっきりと感じた。
魚がいないで片付けてしまえばそれまでだ。
確かに回遊してくれば釣りやすくなる。
広いフィールドなら魚がいるのかいないのか色々試すにも限界がある。
狭い場所であるなら、広い場所に比べれば色々試すのに手間はかからない。
やれるだけやって釣れないのならホントに魚がいないのかも知れない。
そういった意味では小場所での釣りはいい勉強になると思った。
昨年、一番行くことの多かった京浜運河ではこのメソッドは難しいと思うが、場所によっては使えるかもしれないし、応用できるヒントになるかもしれない。
今までの釣り方でも釣れなくはないが、どうしようもないときもある。
その一つが今日みたいな感じだったが、今日の釣行でひとつ引き出しが増えた気がした。
次回もこんな状況の時に、一つの手として試してみようと思うし、もう少し色々検証してみたい。他にも引き出しが増やせるといいなと思う。
Tackle data
rod: yamagablanks earlyplus 710XF Dagger
reel: shimano’15TwinPower c3000XG
line: shimano PowrePRO Z 0.8号 White150m
reader: VARIVAS seabass shock reader 12lb
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