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ワインドっぽくバイブを引く。

釣行記クラシック-Classic

6/27/2015
前中潮
0:30~


※今回は釣果がないので前に撮影した運河のイメージフォトを載せてます。

 

近くの運河筋へ。
前日の雨の影響がありそうだと思いつつも天気がよかったので調査がらみで出撃。

 

到着すると、まず匂いがキツイ。
当然濁りもキツイ。

 

思った以上に都市排水が流れ込んだなって感じ。
いつもたくさん群れているいなっ子もいない。。。

これは厳しいなと思いつつも、せっかく来たので様子見をする。

 

到着すると先行者さんがいたので場所を少し移動。
準備してると、先行者さんが来たので少し情報交換。

 

1匹ばらしたとの事。
運河の状況から厳しそうだったが、反応はあるみたいだ。

 

濁りのきつい状況なので、基本バイブレーションで岸壁とストラクチャーを中心に撃って回るが反応はなし。

1時間ちょっと回ってみたが、若干の小さなベイトの塊がモジッてるくらいで

クルクルバチが抜けてるとかそういう感じではない。

かなり沈黙してる状態。
期待していたボイルも上がらず。

 

照明の明るい水門のところで、小さなベイトのもじりが他に比べれば多かったので試しにキャストしてみようと思った。

釣り座からみるとボイルもないしベイトを追ってる気配なんてこれっぽっちもない状況。

しかしここで、前に京浜運河の筋で橋の上から見た時に、明るい場所でたくさんの魚がベイトを追っている状況を思い出す。

今回は水質がずいぶん悪いがそれ以外の状況としては、

似たような感じに思えたのでもしかしたら意外と魚がいるんじゃないかと思った。

水門の奥が影になっていてかなりの明暗が出来るので、そういう状況も似ているし、

他より潮の流れもあるので好条件だ。

 

明暗に向かってキャストし、ただ引きとリフト&フォールでなにも反応なし。

ルアーはバイブレーション。

これは、前の京浜運河のたくさん魚がいた状況で食わせられなかったのと同じパターンかと思い、

今までやってない事をしてみようと、思い切ってワインドっぽくアクションを付けてみた。

 

すると、しゃくってダートが抜け切ったところで、まさかのヒット。

 

こんな状況でもやっぱり魚居るのか!と思いきや、寄せてきたときにエラ洗いで痛恨のバラシ。。。

 

 

続けて同じように、 ワインドっぽく引いてくるとまたまた同じようにダートが抜けた所でヒット。

こいつは簡単に寄ってきたのだが、手前まで来たところで急に足元に突っ込んでじっとした後、壁に沿ってかなりの勢いで走りだしたところでフックアウト。

 

こいつは動きがボラっぽかったが結構なパワーだったので姿を見れなくて残念。

ボラだったとしても、結構激しくワインドさせても食ってくるのか??

疑問が残るが、意外とアクションを付けたルアーにも反応するのであり得なくはないか。。。

あんなに沈黙していたのがウソかのように魚が出てくる。

 

釣り方次第で反応がこんなに違うのかなと感じた。

そして、この後はルアーの動きが激しいのとばらした事により
スレてしまったのか、ぱったりとあたりがなくなり終了とする。

 

 

毎度のことながらこの先は、憶測と自分のメモなので鵜呑みにしないで頂きたい。

 

この日の収穫はバイブレーションのワインド操作でヒットを得られた事。
リフト&フォールとは違って、もっとビシっビシっとダートさせる感じ。

若干長めにダートをさせておく。
しゃくった後にロッドを止めてルアーにダートを促す感じ。

普通にバイブを引いても反応がなかったのに、自分の中で結構強めのワインド動作で

(しかもバイブレーション)1発目に反応があった事に正直驚いた。

はっきり言って釣れないから半分やけくそになってやってみたらヒットした感じ。
まぁ、やけくそと言ってもなるべく丁寧な動かし方を意識はしてやっていたが。。。

 

いままで、運河でのシーバス釣りでここまで強いアクションというか思い切ったアクションをあまりした事がなかったのでこれに反応するというのが分かった事が収穫。

 

当然アクションを付けた操作というものは今までもやってきているし、岸壁でバイブをダートさせるという動作で釣ってもいるのだが、キャストしてバイブをワインドっぽくさせるっていうのは

考えてみると、今まであまりやった事のない動作だったかもしれない。

 

リフト&フォールは良くやってはいるが、どちらかと言うとソフトな操作が多い。
良く行く場所が、小場所やプレッシャーの高い場所が多いので、バイブを使っていて矛盾してるが、無意識にスレないようにさせようっていう気持ちが働いてるのかもしれない。

 

意外とアクションさせるルアーは時に思い切ってアクションを付けたほうがいいのかもと思ってきた。
今までは無意識に場荒れというのが頭にあって控え目なアクションが多い気がする。

要は中途半端なアクションだったという事だ。

また、バイブでなくても他のタイプのルアーでも使えるだろう。

当然使いどころによるだろうし、使いどころを見極めるのが難しいのだろうけど、

攻め方にちょっとだけ幅が出来た感じがする。

 

まぁ、ワインドが釣れるって言うのは色々情報が出ているので知ってはいる事だったが、

自分の行く釣り場であまり必要性を感じなかったというか、

専用のルアーを使ってもっと外海に面した堤防とかでやるものだと

イメージしていたのであまり試してはいなかったというのはある。

自分の釣り場は小場所が多いので、やり難いっていうのもあったし。
(バイブを使ってたらワインドとは言わないのかもしれないが、とりあえずワインドっぽい動かし方をイメージしてみた。詳しくは間違っているのかもしれない。)

 

よく考えれば場所なんて関係ないんだけど、やっぱり、やりやすい場所とかがあると思うので

そこはタックルやルアーで調整して上手く使っていくのがいいのだろう。

 

また、意外ときびきびした動きにナイトのシーバスがついてこれないんじゃないかっていう

勝手なイメージをもっているから、ワインドしても釣れそうな気がしないという

先入観があったのだろう。
照明が明るければ昼間とそう変わらないのではないか。

 

何にせよ、こういうヒットパターンもあるという事がわかっただけでも、

この日の釣りは有意義だったと思う。
まぁ、このパターンがいつも通用するとは思わないが、ヒットした事は事実。
引き出しが増えた事には間違いない。

 

当然のことながら、この釣り方でどこでも必ず釣れるという事ではなく、

場所や時間や流れなど色々な条件があって、

その中でたまたまこのやり方がフィットしたという事。

似たような条件であれば通用するかもしれないし、

何かの条件で派生できるかもしれないという、今後の自分の釣りの中で

1つのバリエーションが出来たという話。

 

そして、強めのアクションやワインドなどの釣り方については、

いろいろな情報が出回っているので当然この釣り方が釣れるというのは知ってはいるのだが、

実際にそのやり方で釣っていなかったのでいまいちどういう事なのかが、

細かいところで不明な部分があった。

例えば、どのくらいの強さでとか、どのくらいの振り幅でとか。。。
(自分の知らないパターンについては、まさにこういう感覚で溢れている。)

しかし今回、「ああ、この感覚かな」っていうのを少し掴めた気がする。

 

釣れない時は精神的にきつい時もあるが、新しい発見がある時は釣れていない時が多いので

こういう日を大事にしていきたい。

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